2016年11月17日木曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・妙高山の森をこえて虹が(標高 1202 m)

【妙高山の森に大きな虹が架かった】

 今朝7時頃、外に出てみると、大きな虹が落葉松や杉の梢の上に架かっていました。虹の左側の足はお隣の庭先から生えているかのようです。その架け橋は森をこえて、ドームの上を掠めて、いもり池の方に右の足を伸ばしているようでした。

 『世界が平和になるように。きっと良いことがやってくる』と虹に願をかけて目を開けると、うっすらと消えかかった虹が『さようなら』と言ったような気がしたのです。だから『ありがとう』と声をかけたのです。そこにはまるでメルヘンの世界が広がっていました。






2016年10月28日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・つるし柿(標高 1201 m)

【部屋のあちこちにつるし柿が】


 渋柿が手に入ったので、干し柿をつくる算段をしています。去年もポッテリとしたビードロのような干し柿が出来上がり、最高のデザートをいただきました。この柿の色が変わってくるにつれて、雪模様の日が続くのです。

2016年10月13日木曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・キベリタテハ(標高 1200 m)

【今年もやってこなかった麗蝶】

 どうしてだろう、ずっと待っていたのにとうとう姿を見せなかった、高原の貴婦人、その名もキベリタテハ。

 あまりにも夏が短く、花々は一ヶ月も早く咲き蝶の現れる頃には散ってしまっていたからかもしれない。来年はと期待しているが、はたして子孫が繋がったのかが心配になるのだ。



   (写真は2012816日撮影 参考写真です)


2016年9月24日土曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・ムシコブ三態(標高 1198 m)

【朝露の中 ムシコブ三態】

 自然界の造作は、時として驚嘆に値するものが少なく無い。このムシコブの美しさは、真珠かサンゴか、はたまた名も知らぬジュエリーか。朝露に濡れて、それぞれの個性が感じられるのです。
 真ん中の写真に映り込んだ、蜘蛛の巣に並んだ水滴は、まるで真珠の首飾りそのものの様です。それは写真を撮ったあとに見つけたものだったが・・・。




2016年8月29日月曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・甘茶畑にて(標高 1197 m)

【昨日、長野県信濃町の甘茶畑を訪ねました】

 この夏、ブルーベリイを分けていただいた時、果樹園に甘茶畑がありました。奥様にお聞きすると8月末〜9月初めの収穫とのことでした。そこで早速昨日の午前中に畑を訪ねたのです。ちょっとアジサイに似た花を咲かせて、甘茶は北信濃の涼風に揺れていました。

 果樹園を経営しておられる奥様が、特別に良くできた畑の甘茶葉を摘んで下さいました。ボクの作った「桑の葉茶」を持参し、物々交換という形で、甘茶葉をいただいて帰ったようなことでした。

 早速水洗いをしてまず天日で乾燥させます。それからの手順は、桑の葉茶作りと少し違っているので、これから勉強して「甘茶」作りに挑戦してみます。うまくできれば、来年はうんとたくさんの甘茶を作るつもりです。


 写真は甘茶畑で作業される奥様。素敵な装束ですね。蜂や虻がいますのでしっかりとガードされていました。庵主