5月15日朝8時頃、2Fのガラス窓に「バン!」という音がしました。直感で野鳥の衝突に違いないと、外に出て探しました。その子は木製のオープンデッキの物陰にじっとしていました。失神はしていないようで、頭を動かしています。
この場合、半分の鳥はまず衝突のショックで絶命しているのですが、幸いこの子はガラス戸にクチバシから当たらず、胴体からぶつかったようです。そっと手の平で合掌するように掴んでやりました。ほんのりと温かい感触です。大きさはスズメ サイズです。イワナを入れる竹かごに保護し涼しい場所に安置しました。
その間写真を数枚撮って、体力が回復するのを待ちました。15分くらいした時、そっと覗いてやると一気に飛び上がりました。幸いどこにも怪我はしていないようです。電線にしばらくとまっていましたが、目を離した隙に森の中に帰って行ったようでした。
調べてみますと「キビタキ」の幼鳥でした。なかなかこの鳥の幼鳥を観察する機会は少ないので、ボクにとっても「不幸中の幸い」だったのです。カラスかなにかに追われたのでしょう。これからは元気に大きくなってほしいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿