【郷愁をよぶ柿餅】
いただいた干し柿を使って、むかし懐かしい柿餅を搗(つ)いた。とは申せ、臼でついたのではなく「餅つき機」を使ってである。干し柿をほぐして少し水を含ませ、軟らかくなったら、蒸し上がった餅米に混ぜて仕上げてゆく。つき上がった餅は、むかしは餅箱に入れたものだが、今は餅ケースに打ち粉を敷いて形を整えた。
早速試食をしてみた。一言でいうと「京菓子・りゅうひ餅」のような感触と、ほのかに甘く、微かに残る柿の香りがなんとも言えない。まあ、餅のニュウバージョンかもしれない。熱い「桑の葉茶」に添えていただくと、まことに心安らかな時間を体験することとなった。今回の柿餅作りも写真撮影も家内が行ないました。
小さな「梅の花」のような「花びら餅」も雅感(みやびかん)があってよかった。
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