ムネアカセンチコガネ (コウチュウ目 センチコガネ科)です。しらべてみると、神奈川県,千葉県,長野県など5つの県で、準絶滅危惧種。大分県と大阪府では、絶滅危惧II類、そして、和歌山県で,絶滅危惧I類、結構、貴重な昆虫なんですね。そんな「コガネちゃん」と昨日出会いました。バケツの水の中で泳いでいたのです。小指の爪くらいの大きさでしょうか。さっそく取り上げて葉の上に乗せてやりました。
ツートンカラーがかわいいですが、このツートンカラーも逆のバターンもあるらしいのです。是非、みてみたいものです。ほかの糞虫とはちょっとちがって、餌は糞ではなくて、菌食らしいのですが、生態はよくわかっていないそうです。
触角もまん丸でかわいいです。糞虫にはゴホンツノダイコクコガネのように、カブトムシのように(カブトムシよりも)立派な角がありますが、このムネアカセンチコガネのオスにもちゃんと、小さいけれどカッコイイ角があります。ちなみに環境省レッドデータ・カテゴリーには入っていません。
(島野智之・環境教育実践研究センター・土壌生物多様性)を参考にさせていただきました。写真は2015.8.17 午後 大きな葉の上に乗せて写しました。庵主
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