2014年2月28日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・みんな寄っといで(標高 879 m)


『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』。これは川端康成の有名な『雪国』の冒頭の文章であります。そこにはまだ見ぬ幻想的な日本の原風景に対する望郷感と言おうか、憧れにも似た感じがするのである。なんて小説のあとがきのようですが、一昨日面白い光景に出くわしました。スキー場につくられた大きな「トンネルとかまくら」でした。

明日からの週末は、子供たちの笑顔と大きな歓声が飛び交っていることでしょう。都会から雪国にやってきた皆さんの心の中に、雪国への憧れが、いつまでもそこはかとなく残っていてほしい、これはボクのささやかな願望です。


(庵主の日時計日記:心の内)より

2014年2月27日木曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・甦ったシクラメン(標高 878 m)

【シクラメンと晩白柚(ばんぺいゆ)】


冬の寒さでシクラメンの鉢は 枯れ草状態になっていました やはり一年ぽっきりの植物かなとあきらめてもいました それが見事にリカバリーを果たしてくれたのです


そのパワーの源は家内が肥料として与えた 「米糠(ぬか)」だったのです シクラメンが花を咲かせた頃 大きな晩白柚を頂きました 早速「マーマレード」を作ったようです

昨晩は歓びのツーショットで盛り上がりました あっさりとした上品な味の晩白柚のマーマレードは まるで花の命を祝福するかのように それはまことに秀逸でした 

(庵主の日時計日記:こころの内)より

2014年2月24日月曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・ネイチャースキー(標高 877 m)

ネイチャースキー(歩くスキー)とは 山スキーの板やクロスカントリーの板を履いて 雪の森や林の中をゆっくりと歩く遊びです

アニマルトラッキングを楽しんだり 野鳥観察など 彼らの棲む領域の中で 節度を持って楽しむ時 それは貴重な体験となるでしょう







近くの森を楽しそうに歩いて行くトレッカー(trekker)さんたち

疲れたら雪の上に座り込んで 暖かいコーヒーを飲む そこには至福の時間が流れています


(庵主の日時計日記:自然と私)より

2014年2月23日日曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・柔らかな朝日の中で(標高 876 m)

【文旦の砂糖漬けとマーマレード】


Made by Akiyo


ボクの故郷 高知県は文旦(ぶんたん)の名産地この果物はまったく捨てるところが無いと思う 分厚い皮は文旦ピールとなって子供からお年寄りまで喜んで食べて頂けます

マーマレードは 外皮と中の果実を砂糖で煮詰めれば出来上がり モーニングのパンの御供に またちょっと喉のかれた時などは文旦湯として飲めばスッキリ 新鮮な土佐文旦でつくってみました

(庵主の日時計日記:朝の歓び)より

2014年2月22日土曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・大雪から抜け出た朝(標高 875 m)

今週は雪が沢山降りましたよ それも今朝には止み 素晴らしい青空が広がっています 全国各地で豪雪の被害にあわれた皆様方に心よりお見舞い申し上げます




野鳥もそろそろ動き出したようです キツツキの仲間もせっせと虫を探して木を移動しています 妙高山麓へ散策に出掛けることにしましょう 生き物との出会いが楽しみです

ソチオリンピックで新潟県出身のアスリートの大活躍がありました さて今週末のスキー場は大入りだと思いますね スノボ派かスキー派かどちらが多いのかな? 

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2014年2月21日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・友からの便り(標高 874 m)


昨日は少し晴れ間ものぞきました。久しぶりの青空、なんだか嬉しくってスノーシューを履いて、森の中を散策。そんな帰り道、いつもの郵便ポストを覗くと葉書が入っています。

雪を掘り、取り出し口に腕をつっこみました。それは豊中市(大阪)にお住まいのFさんからのお便りでした。そこにはこう認(したた)めてありました。『二、三日前、淡雪がチラつく朝、天竺川の近くでメジロが水あびし、「寒い時はこうでなくっちゃ、身が引き締まってシャキッとするな」。と言ってました』そのメジロさんの写真をお見せしましょう。大阪では、春はもうそこまで来ているようですね。


写真撮影はF さんです

(庵主の日時計日記:朝の歓び)より

2014年2月20日木曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・ドームの役者たち(標高 873 m)


さてこの大雪の降った朝には、ドームの舞台にはどんな役者がお出ましになるのでしょうか。楽しみであります。今回「如月の舞台公演」を盛り上げてくださるのは、この人、【羽二重餅雪之丞】(はぶたいもちゆきのじょう)さんです。何か口上を述べておられるようです、ちょっと聞いてみましょうか。

『さて皆様 真白い雪の中から立ちいでましたのは 羽二重餅雪之丞めにござりまする。まるで羽二重餅のような雪に酔いしれましてございます』ほんと食べてしまいたいような雪餅のお山であります。ではそのお姿をどうぞ。



(庵主の日時計日記:自然と私)より

2014年2月19日水曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・早春の息吹(標高 872 m)

【アスパラ菜と小カブ】


近在の地から早春の雪代野菜(ゆきしろやさい)が届きました 軟らかくって ほろ苦い アスパラ菜 小さな菜の花も付いていました

小カブも皮をむかずに このまま齧って食べても良し 瑞々しくってほんのり甘い雪代テーストです

葉はさっと湯通ししてマヨネーズで合えました 妙高高原では春先に野沢菜の「とうたち菜」が採れます これもまことに贅沢な自然からの贈り物なのです

(とうたち=薹立ち 薹は花を咲かせる茎のことで、花芽がついた茎が伸びることを「とう立ち又は抽苔・とうたち」と言っています 雪が解けると ダイコン・かぶ・野沢菜・小松菜・白菜などの野菜がとう立ちして来ると言われています)

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2014年2月18日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・清水礼留飛選手郷土の誇り!(標高 871 m)


清水礼留飛選手、ソチの天空を真一文字に切り開いた大ジャンプ。
ジャンプ・ラージヒル男子団体 第3位の快挙に感謝!!



この爽やかな笑顔こそ、浄らかな妙高山の雪景色そのものだ。郷土の誇り、新潟県民・妙高市民の希望。有り難う、清水礼留飛選手。ご無事の帰郷を祈って待っています。