妙高市に移転してきて4ヶ月が経過しました。4月になって雪も溶け始めたので、妙高高原駅からJRに乗って近くの新井の町まで出かけてみました。なんと列車は「妙高号」、一昔前の特急列車です。これが信越本線、長野〜直江津まで各駅停車で運行しています。
4月1日の金曜日、ガラガラの列車に乗っていざ出発。次の駅は「関山」そして「二本木」、その次が今日のお目当て「新井」なのです。乗っている時間は正味25分間ですが、沿線からは真っ白い雪を被った妙高山をはじめとする連山が一望できます。一面雪の原を列車は走り抜けていきます。
「新井駅」は妙高市役所がある大きな町でした。立派な商店街があり、しゃれたお店が並んでいます。その日の目的は、商店街で時計店を経営する友人に会うことでした。しばし楽しい話をして友人と別れ、次の目的の駅前「山本食堂」へ直行。
鄙びた庶民的な食堂で昼食をいただきました。昔懐かしい昭和のレトロな雰囲気がとっても気に入りましたね。熱燗を一杯(350円)これには美味しい野沢菜のお漬け物が酒の肴に付いています。焼きそば(500円)、醤油ラーメンなら400円でした。なんともリーズナブルな価格で嬉しいですね。
また寄せていただきますと、お店のお母さんにお礼を言って一時間に一本の列車に乗って帰途につきました。こんな小旅行も結構楽しいものです。次の目的地は直江津にしました。美味しい佐渡の魚を食べに出かけることに致しましょう。