2014年6月1日日曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・朝のポエム(標高 925 m)


【朝に詩(うた)う】

スズランが溢れるように咲いた 
風の囁きに耳を傾けながら
ふるさと北の大地を思い出している

朝の光が森の樹木の梢に戯れて 
巣をかける鳥たちの翼を暖め
いつの日か産まれて来る子をおもう

階下では夜っぴいて針仕事をしている
妻のミシンが歌っている
     私は笹ケ峰音楽祭に出掛ける準備をする
人も自然も直やかである



(庵主の日時計日記:心の内)

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