2014年6月14日土曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・エゾハルゼミ(標高 932 m)

【初夏を告げる森の音楽家・エゾハルゼミ】

 いま妙高山麓の森や林では セミの大合唱が聞かれます 太陽が照り出し霧が晴れて行くと 一斉にエゾハルゼミが鳴き出すのですヒグラシを少し小さくした蝉で 木の幹を移動しながら一所懸命ないています
この子は昨日の朝 山野草の上に羽化してしばらくたったのが じっととまっていました 羽化する様子を観察するのはなかなかチャンスが無いのですが  羽化したあとなら見つけることはそう難しくありません ハルゼミ エゾハルゼミ ヒメハルゼミと仲間がいますが これらの蝉は松林や落葉松林などの針葉樹を好むようです 


エゾハルゼミの♂(雄)です


透明感のある繊細さは 蝉のなかでも第一人者でしょう

この「エゾハル」が鳴き終わるころ 今度は大型のエゾゼミの
出番です 大きな声でギーギーギー  ギッ ギッ ギッと鳴く
盛夏を告げる蝉なのです 頭にマクドマークのある蝉ですよ

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2 件のコメント:

  1. 愈々セミの季節になってきたのですね。まだ今年はセミの声を聴いていませんがそのうち降るようにセミの声に囲まれた日常になってくるでしょうね。

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  2. 小川 洋帆 様

    こんにちは。横の森で鳴いていませんか? 落葉松林には必ず鳴いていますが・・・。あと少しするとエゾゼミ、8月に入るとヒグラシ、ニイニイゼミ、アブラゼミと鳴き出すでしょう。

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