ボクたちが参道に到着したのは、真夏日の照る正午ちかくでした。本殿から『善光寺上人様』がお出ましになって、石畳をお歩みされるちょうどその時刻だったのです。周りの参拝者はその場で跪(ひざまず)き頭(こうべ)を垂れました。その上を御手に持たれた『お数珠(アクシャ・マーラー)』をサラサラとお滑らし下さいました。
あまりの有り難さに胸が熱くなり、お上人様の御衣の香りとともに一生の思い出となりました。ちなみに【善光寺上人】様は、鷹司家ご出身の121世鷹司誓玉様と拝察させていただきました。ここ善光寺は、大寺院としては珍しい『尼寺』であります。
本殿に続く参道と仲店 ふるい門前町の面影が今も残っていました
お庭のなかにひっそりと「あまざけ茶屋」があります 床几(しょうぎ)に腰掛けて甘酒やおでんをいただきます 境内の喧噪がうそのように静かで 線香の香りがここまで漂ってまいります まことに有り難いひと時でした
私も今日長野駅に行き、善光寺様とは線路を挟んで反対側の日赤病院へ行ってきました。良く通る長野駅ですが最近は善光寺様にはご無沙汰しています。今度は一度お詣りすることを心に決めています。
返信削除小川 洋帆 様
返信削除お早うございます。昨日はご遠方までお疲れさまでした。
一日違いの善光寺でしたか。是非一度ゆっくりとお参り下さい。心が癒されます。
今日は良い天気、畑仕事には最適ですが、熱中症にご注意を。