2014年3月30日日曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・早春の妙高連山(標高 894 m)

【杉野澤から見た妙高山】



まだ雪がいっぱいの妙高山麓の穀倉地帯から妙高連山を眺めてみる 大昔の噴火前は真ん中の山は 標高4000m近くあったと思われる 富士山と同じくらいの高さだったんだよ 今も【越後富士】と呼ばれているのも頷けるね



ぐっと近づいて見てみよう 中腹の森林地帯の雪はうんと少なくなっています 妙高山の山肌に【雪形】が現れるのは4月中旬頃ここから見えるのは「ゴンギツネ」「チューリップ」「馬車と馭者」「カニサン」など でも見る人の主観で色んな形に見えるのも面白い 農業に携わっている人は今でもその雪形の出現に応じて種まきなどをするそうですよ

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2014年3月28日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・いもり池の早春(標高 893 m)

【国立公園 妙高 いもり池の朝】



まだ雪と氷の中で そっと春を待つ「いもり池」です




いもり池の傍にある「ビジターセンター」から妙高山を望む

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2014年3月26日水曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・高原の貴婦人(標高 892 m)


良いお天気が3日続いている妙高高原です。日中の温度も15度くらいまで上昇したでしょうか。そんな朝の9時頃、出掛けようと雪道を歩いて渓流添いの道に出たとき、一頭の蝶が沢グルミの木から舞い降りて来たのです。暖かくなって早くも羽化したのです。その蝶はなんと高原の貴婦人、【クジャクチョウ】でした。標高1000mほどの高地で育つタテハチョウの仲間ですが、春にはマインヒュッテ周辺(標高780m)でも生まれるのです。いよいよ春ですね〜。



昨日撮影した写真ではありませんが、クジャクチョウの姿です。

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2014年3月24日月曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・朝の光と影(標高 891 m)

【早春の窓辺】



窓のそとに積った雪がまだ冬の名残を見せています
綿のような雪を枝いっぱいに纏って桑の木は健在です
落葉松にも朝の光が射し込み 黒姫山は輝きを放ち春はもうそこまでやって来ました 「春の日の花と輝く」の優しいメロデーがどこかの部屋より流れています 嬉しい朝です

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2014年3月21日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・慈母観音のお姿か(標高 891 m)


ドームに降り積もる雪の命は、「子を抱く母」の姿として顕れました。
なんとも優しい、美しい親子の愛となって、見る者の心に迫って来るようです。ちょっと目を細めて、少し遠くから眺めて見て下さい。ほら、見えて来るでしょう。




(庵主の日時計日記:雪の像形)

2014年3月20日木曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・OK牧場の今(標高 890 m)

【OK牧場(自称)はまだ雪の下】



前に見える木柵を越えて歩いて行けるほど 雪が残っています この雪が解ける頃には蕗の薹が一面に咲き出します たらの芽 ゼンマイ ウド コゴミなど春の山菜の宝庫がひろがり 朝夕の食卓を飾ってくれるのです

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2014年3月18日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・いもり池・ビジターセンター(標高 889 m)


【国立公園 妙高】 池の平の「いもり池」には、環境省所轄のビジターセンターがあります。妙高山麓一帯の自然を隈無く紹介しています。お子さんから年配者まで、判り易く、楽しく、とっても奇麗な展示がなされています。その中で人気のスポットを二つばかりご紹介いたしましょう。

妙高山に棲息する獣の王者「ツキノワグマ」、豪雪地帯に住んでいる「雪ウサギ」と「タヌキ」の剥製展示です。ツキノワグマにはあまり出会いたくないので、展示で充分ですね。タヌキやウサギはボクの居住エリアにも日常的に出入りしている楽しい仲間です。ではその写真をどうぞ。






(庵主の日時計日記:自然と私)より

2014年3月13日木曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・オープン・デッキを掘る(標高 887 m)

雪が止んだので 一昨日から外のサンデッキを掘り出す作業を始めました このあたりで2mの積雪でしょう どんどん掘って行く・・・と言う訳にはまいりません 中は堅い氷のようになっているのです だから農作業に使う鍬(クワ)がとっても役に立つのです




何日かかるかはまだ判りませんが 地上にブルーシートが敷いてありますので それが見えればもう大丈夫です

出来上がりは 四角い雪の壁に囲まれて ちょっとした竪穴式住居の中にいる感じです 中は暖かいのですよ お茶をするのもOKバイツンビールを楽しむのも良し なんてったって周りから誰にも見られないのが最高 熊や狐だってボクらには気がつかないでしょう



疲れたのでちょいと一服 「なつかしき愛の歌」などを口ずさみながら一息ついています 黒姫山の西の端に夕日が落ちて行きます 薄黄色の山稜がダークグレイに塗り替えられて行くとき かすかに光る☆ひとつ 胸がジ〜ンとしてきて今日の作業はおしまいに また明日ということで・・・ 

(庵主の日時計日記:雪国の生活)より

2014年3月11日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・スマイル君が呼んでいる(標高 886 m)


今朝のことです。大雪の降った「スノー・ヤード」から、ボクを呼ぶ声が聞こえています。『庵主さ〜ん、お外にいらっしゃいよ。とっても気持ちがいいよ』。その声はドームから聞こえています。早速出てみました。抜ける様な青空、キラキラ輝くパウダースノー。そしてそこには【スマイル君】が、ニコニコしながらのお出ましだったのです。『庵主さん、ご一緒に笑いましょう。嬉しい、楽しい、アッハッハ!!』。『ボクも一緒にアッハッハ!!』。やっと春がそこまで来ているような、【スマイル君】の笑顔に、長かった冬も幕の袖に去って行くような気がしたのです。




(庵主の日時計日記:朝の歓び)より