【シュークリームに思いをよせて】
Made by Akiyo
雪が一段落した日の午後 『出来たわよお』の声が聞こえたので階下におりる 妙高山に降った雪をかぶったような「 シュー・ア・ラ・クレーム」と 「プロフィトロール・オ・ショコラ」の2つがお皿にのっています
大好きなシュークリームをほうばる 熱いレモンテイーを飲んで やっと一息ついた 元気が出たところで 夕方の雪かきをする 雪に閉ざされた生活ですが 嬉しいひとときです
(プロフィトロールとは心付けという意味です)
(庵主の日時計日記:雪国の生活)より
シュクリームは本当に美味しいですね。戦前、戦火の真っ只中の東京に住んでいたころ、私はまだ子どもでしたが、こういう美味しいお菓子と出会うチャンスは全くありませんでした。あるとき、乏しい配給で牛乳がありました。これをゴクゴクと飲んでしまえばそれで無くなってしまうのですが、母がシュークリームを作ってくれました。甘味は十分でなかったもののこの美味しさはずっと忘れられない思い出となって残っています。美味しいものを作れるということは偉大ですね。
返信削除小川 洋帆 様
返信削除お早うございます。なんとも泣けるお話ですね。よくお母様はシュークリームをお作りになったですね。戦時下と言い、終戦直後は物資もなく、燃料も乏しかったに違いないのに、よくぞ完成させられました。
今、お母様の遺された文章を読ませていただいております。まことに愛の深さを感じます。洋帆様の心の宝石箱にそっとしまい込んである素晴らしい想い出を、お聞かせいただき、心が洗れた気が致します。感謝