【村上市町屋の屏風まつりを訪ねて】その二
瀬波温泉は、源泉の温度が96°Cで湧き出ています。石油掘削時に温泉が湧出したらしい。この部屋付き「源泉掛け流し」の温泉もけっこう熱かった。しっかりと湯もじをしないとゆっくりと浸かれない。湯船に入りながら日本海に沈む夕日を観賞出来るまことに贅沢な「もてなし」でありました。
四百年近い歴史がある村上大祭(七月七日)は、かつて「屏風まつり」とも言われていたそうです。昔から各家に伝わる屏風の数々を町衆の心意気で、各町屋にて披露しています。春の雛人形と並んで、秋の屏風の一般公開は、村上を訪れる人々を、遥かな昔にタイムスリップさせてくれるかのようでした。
(写真は上より、瀬波温泉より日本海の水平線を眺める。屏風は飛び魚の絵が描かれた必見の一幅でした。軒先に吊るした鮭は半年このままで日本海からの風に干すので、「風干し」と言うそうです)撮影 マインヒュッテ 庵主
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