2011年6月4日土曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・今年初めてのトンボ <標高64m>


【ウスバキトンボ】

昨日はじめてハルゼミの声を聞きました。という事は今日辺りトンボが羽化するかも知れないとカメラを用意してスタンバイしていました。午後の1時頃だったでしょうか。芝生の上をフワリとなにかが飛んだのが目に入ったのです。

『トンボだ!』独り言を言って、その姿を追います。風に乗ってあちこちに移動しています。この時期に羽化するのはきっと「ウスバキトンボ」だと思っていました。やっと石の上に止まったところをなんとか写真に納めました。この後一気に飛び去ってしまったのです。

このトンボ、すごく運動神経が発達しているので、なかなかゆっくりと落ち着いて止まってくれません。早春の頃、南方(東南アジア)や沖縄あたりで生まれるのです。そして風にのって九州〜四国、近畿地方の田んぼなどで二世代、三世代と生死を重ねてちょうど6月〜7月頃、長野や新潟にやってくるのです。

このトンボの生態は分からない事だらけです。1000キロ以上の旅を何世代にもまたがって、それも生まれ変わってやってくるのです。何が彼らをつき動かしているのでしょうか?

ボクのお目当ての「ミヤマアカネ」はまだ出てきません。6月後半でしょう。

2 件のコメント:

  1.  お早うございます

    やはり トンボ ですね!! このトンボって 凄いの

    ですね!! 北から南へは 飛んで行かないのでしょうか??

    不思議な 生命の営みですね

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  2. 星の王子 様

    お早うございます。いつも覗いて下さり感謝です。

    待っているトンボではなかったのですが、ものには順序があろうこと。

    生命力の絶大のこのウスバキトンボがはじまりで、次がモノサシトンボ(イトトンボ)、そしてシオカラ、ムギワラトンボ。ミヤマアカネはその次でしょうか。

    今年は妙高山麓の谷筋で、ムカシヤンマが観察されるかも。それとそろそろヒメボタルもね。またアップします。

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