いまの妙高山麓の朝の景色です。もう周りの雪はほぼ解けています。「いもり池」の水芭蕉も一面に咲き出し、全国から来られる皆様の感動に包まれています。コブシが咲き始め、山桜の開花を促している様です。こんな会話が聞こえてきます。『おい、GWが始まるよ。そろそろ目を醒したらどうなんだい』『うんわかった。でもな、水芭蕉、黄色いラッパ水仙、チューリップ、クロッカスなどとっても奇麗だろ。おらたち山桜は地味だからな・・・』『なにバカなこと言ってんだい。お前さんたちは、日本の桜の原点じゃあないか。ところでこんな和歌知ってるかい? 敷島の 大和心を 人とはば 朝日ににほふ 山桜ばな(本居宣長)』『そうだったのか。有り難う、自信が出来てきたよ。じゃ、すぐ咲くからね』。
自然って良いですね。みんなこの地球とともに生きています。そして美しい日本の景色を飾ってくれています。有り難い仲間なんです。誉めてやりましょう、認めてあげましょう。そしてなにより大切に・・・
(庵主の日時計日記:自然と私)より