写真は、ボクの大切な知人・N Gorou 氏から提供されたものです。早春のある日、氏が訪ねられた風景を切り取って送って下さいました。そこには語り尽くせない歴史の重みを感じるのです。
桜咲く頃、お母さんに手を引かれた一年生が眺めたであろう学舎。夏休みに児童が走り回った校庭の水たまりに写った入道雲と赤とんぼ。
秋の文化祭の日みんなの歌声が、散りゆく桜の葉とともに空に駆けって行った、目に見えない音符たちの乱舞。そして降る雪に覆われて、いつか校舎は衰えてしまった。まるで人間の人生そのもののようにである。
(庵主の日時計日記:心の内)より
子どものころを思い出させる校舎ですね。私は疎開先の岐阜県で小学校に入りました。丘の上に立つ校舎でこの写真と同じようなイメージでした。もうとっくに壊れて建て替えられているでしょうが、この写真の校舎はペンキが塗ってあるせいか長もちしましたね。良い記念になる写真ですね。
返信削除小川 洋帆 様
返信削除こんにちは。この景色を眺めていると、昭和の時代の優しさに心が和みます。いつまでも保存出来れば良いのにね。