『日本で一番美しいアカトンボ、その名はミヤマアカネ、お待ち申し上げておりました。今年の夏も会えましたね。』ボクは「ミヤマアカネ生態研究会」に所属しています。宝塚に住んでいた頃、一夏に1476頭のミヤマアカネの翅にマーキングをして飛ばし、飛翔距離、生存期間、幼態から成熟した個体までの観察などをしておりました。
地元の小学校の理科の授業に、『ミヤマアカネ・リサーチプロジェクト』が取り入れられ、その授業にもサポート役として参加していました。この時期はまさに、昆虫少年がそのまま年をとって還暦を迎えた時代でもあったのです。
妙高山麓に住んで、嬉しかったことの一つに、杉野沢の田園地域に、この研究対象のミヤマアカネが数多く生息しているという実態でした。今日の午後、大好きなアカネちゃんがマインヒュッテの芝生を訪ねてくれました。この子は何度も棒の先にとまってボクをじっと見てくれました。この歓びは言葉では顕す事が出来ません。
ミヤマアカネの雌(♀)です 翅の褐色斑の帯が特徴です
(写真は2014.7.30 12時15分 マインヒュッテ 芝生内 庵主撮影)
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