2011年7月8日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・聖書に学ぶ <標高81m>

【タラントン】のたとえ


白い十字架を背負いながら Imagined by Jun

マタイによる福音書 第251430

 まず5タラントン預かった者は主人にこう言いました。『御主人様、5タラントンお預けになりましたが、ほかに5タラントンもうけました』主人は言います。『忠実な良い僕(しもべ)だ。よくやった。これからは多くのものを管理させよう』

 次に2タラントン預かった者も進み出て言います。『私もほかに2タラントンもうけました』主人はこの僕にも先ほどの僕と同じことを言って褒めました。

 さて最後に1タラントン預かった者も進み出て報告します。『御主人様、あなたは蒔かない所から刈り取り、散らさない所からかき集められる厳しい方だと知っていましたので、恐ろしくなり、出かけて行って、あなたのタラントンを地の中に隠しておきました。御覧下さい、これがあなたのお金です』

 主人が言います。『怠け者の悪い僕だ。私の厳しさを知っているなら、どうしてその金を銀行に持って行かなかったのか。行くべきであった。そうしておけば少なくとも利息付きで返してもらえたのに』

 『さあ、そのタラントンをその男から取り上げて、10タラントン持っている者に与えなさい。だれでも持っている人は更に与えられて豊かになるが、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる。この役に立たない僕を外の暗闇に追い出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう』

次回は結末をお話しいたします。またお立ち寄り下さい(庵主)。

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