2011年7月16日土曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・ヒグラシの鳴く林 <標高84m>

7月の初め頃からカラマツ林では、ヒグラシ(蟬)が鳴き始めていました。エゾハルゼミが姿を消すと同時にヒグラシにたすきを渡したのです。関西地方ではハルゼミは珍しいですし、ヒグラシは8月に入ってから鳴き出したと記憶しています。


通称OK牧場は、365.000坪の森林です。マインヒュッテの南西に広がっています。


ヒグラシが鳴き交わす様子は、夕暮れの風の中に季節の推移を語ってくれます。

ここ妙高高原では、春と夏がしばらく同居し、お盆を過ぎるともう初秋の気配が漂います。9月になって何度か暖房のお世話になることもありますし、10月に雪がふるのもそんなに珍しいことではありません。

カラマツ林から聞こえてくるカナカナ蟬の声は、やはり物悲しい感じがするのです。関西特有のあのアブラゼミやクマゼミの騒々しさはここにはありません。もうすぐするとエゾゼミが鳴いてくれるでしょう。今年もマクドナルドのマークを頭にすり込んだ粋な蟬の写真をお届けできるでしょうか?

2 件のコメント:

  1.  お早うございます

    カナカナ蝉の声ですか!! 確かに 涼しい秋の風が
    同時に 耳のそばを通ります。
    今日は 京で コンコンチキチン コンチキチン です。

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  2. 星の王子 様

    お早うございます。台風が近付いていますね。お気をつけ下さい。

    京都の祇園祭も無事終了しましたね。いよいよ本格的な夏がやって来ます。

    妙高も日中は30度を超えてけっこう暑いですよ。森の中から涼しい風がまるで天然のクーラーのように吹いてくるのが救いですが・・・

    王子様も避暑にお出かけでしょうか?

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