【梅雨明けとともにトンボが発生 今年は楽しみだ】
今日はポピュラーではありますが、案外見る事の少ないトンボのご紹介です。その名は、ノシメトンボとマユタテアカネです。どちらもトンボ科アカトンボ亜科に属しています。
ノシメトンボは、翅の黒斑が特徴なトンボです。和名のノシメは、成虫の腹部の黒い斑紋が熨斗目(ノシメ)模様に似ている事からきています。ノシメとは絹織物の一種で、江戸時代の武家の服制だったのです。
マユタテアカネは、顔面に黒い眉斑があることから名付けられました。雄のトンボは成熟すると緋色に染まるのがとっても美しいトンボです。でもこの子はすばしこくってなかなか写真に撮らせてくれません。今回の写真の子は未成熟(幼体)の雄です。
ノシメトンボ ♂
マユタテアカネ ♂ 未成熟
(写真は2014.7.30 マインヒュッテ 敷地内にて庵主 撮影)(庵主の日時計日記:自然と私)より