【梅雨明けとともにトンボが発生 今年は楽しみだ】
今日はポピュラーではありますが、案外見る事の少ないトンボのご紹介です。その名は、ノシメトンボとマユタテアカネです。どちらもトンボ科アカトンボ亜科に属しています。
ノシメトンボは、翅の黒斑が特徴なトンボです。和名のノシメは、成虫の腹部の黒い斑紋が熨斗目(ノシメ)模様に似ている事からきています。ノシメとは絹織物の一種で、江戸時代の武家の服制だったのです。
マユタテアカネは、顔面に黒い眉斑があることから名付けられました。雄のトンボは成熟すると緋色に染まるのがとっても美しいトンボです。でもこの子はすばしこくってなかなか写真に撮らせてくれません。今回の写真の子は未成熟(幼体)の雄です。
ノシメトンボ ♂
マユタテアカネ ♂ 未成熟
(写真は2014.7.30 マインヒュッテ 敷地内にて庵主 撮影)(庵主の日時計日記:自然と私)より
愈々トンボの季節となりましたね。子どもの頃追いかけて遊んだ風景が思い出されます。トンボでは私の家系で従弟とともに男子が2人でしたが残念ながらトンボを追いかけていて用水池にはまり亡くなってしまいました。男子は私だけが残され、先祖代々のお墓を継ぐことになりました。
返信削除秋の風物詩のなかで一番鮮明に残るのはやはり赤とんぼではないでしょうか。NHKがかつてアンケートで一番好きな歌を募集したところ、「赤とんぼ」が第一位だったそうです。やはり日本の人々の心のふるさとに赤とんぼが大きな位置を占めているのでしょうね。
返信削除小川洋帆 様 こんにちは。
返信削除トンボの存在は、私たちに故郷の景色を思い出させてくれますね。そこには兄がいて弟や妹もくっついていたりして。懐かしい良い時代が心の中に甦って来ます。洋帆様には悲しい思い出がおありだとか、従弟さんをお盆にはご供養なさいませ。コメント 有り難うございました。