2014年7月18日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・ヒグラシの羽化(標高 948 m)

【梅雨の晴れ間のひと時、ヒグラシが羽化しました】

 蝉の羽化は見れそうでなかなかその場に居合わせる事は少ないのです。それは朝が早いからでしょう。夏場の4時〜5時頃に彼らは土中から這い出してきます。
木の幹に登るもの、草の蔭や、棒の先に乾かしておいた軍手(作業用手袋)にとまって羽化するものなど様々です。

 どの蝉の羽化にも言える事ですが、真っ白い体から序々にその蝉独特の色模様に変化してくる様子は、【神々しい】の一言に尽きるのです。




太陽の光を受けて透明の羽根が硬度を増して来ます そしてしばらくすると 一瞬にして風に乗って空中高く消えて行きます 元気でな!そう言って見送ってやるのが 森に住むボクのせめてもの心尽くしでしょうか

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2 件のコメント:

  1.  夏休みの宿題で一所懸命にアブラゼミの羽化を見張って夜を明かしたころを思い出します。然し羽化が始まるまでに眠ってしまって結局母親の手で写真を撮ってあったりした思い出があります。ヒグラシの羽化は初めてです。

    返信削除
  2. 小川 洋帆 様

    お早うございます。子供の頃、蝉の穴を探して幼虫を取り出し、すだれに登らせて羽化する様子を観察しました。
    今から考えると、あまり良くないことでした。自然は自然にまかさないと。
    いつもコメント感謝致します。

    返信削除