この子はキリギリスの仲間で、ヤブキリの雌の終齢幼虫です。終齢幼虫は樹上生活をしていない場合もあり、草の上で見つかることも時々あります。
ただ、このころも肉食の傾向が強くなってきています。若齢幼虫は植物の葉や花の花粉を食べますが成虫になるとほぼ肉食生活になります。キリギリスと同じですが、成虫になってからの生活場所が違います。成虫になると樹上で生活をするため姿を見にくくなります。町の中から山の中までいたる場所で鳴き声を聞きます。
この写真も、ボクが大切に挿し木をして育てている「アナベル」の花の上にじっととまっていました。けっこう獰猛さももっています。カマキリにも負けていません。緑に溶け込んで、まことに爽やかです。
(庵主の日時計日記:自然と私)より
アナベルですか、私はこのムシに出会うのは初めてです。キレイなスタイルの中に肉食の獰猛さを潜めているのですね。自然界にはいろいろな珍しい生き物がいるものですね。
返信削除小川 洋帆 様
返信削除お早うございます。名前が素敵ですね。「ヤブキリ」いかにも職人的な名前ですね。だしかに噛み切る力は相当な物です。指を噛まれたら痛いでしょうね。