2012年7月4日水曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・妙高高原の生き物たち <標高394m>


【不可解なモグラの死】



梅雨に入って不可解な事が起こっています。それは「モグラの死」であります。今までモグラの被害にあったこともありましたが、モグラ自体の姿を見る事はありませんでした。夜行性で、まして土中を縄張りにしているのですから、なかなかその姿は見れませんでした。

ところが6月中旬以降に4匹、そして今朝も1匹の大きなモグラが道路で死んでいたのです。中には2匹が並ぶようにして息絶えていたのもいました。地面の下で何か異変が起こっているのかも知れません。モグラの生態を調べてみましたら、奴らはなにしろ大食漢との事。四六時中餌になるミミズなどを探してテリトリー(縄張り)を動き回っているらしいのです。

そして自分の胃袋の中に、12時間以上食べ物が入っていない空っぽ状態だと死に至るらしいのです。だから土中でのモグラ同士の食物争奪の争いは凄まじいものがあるのです。敗者は土中から追い出され、太陽のお照らしの下で死を迎えるのだそうです。

そうは言ってもこの広大な妙高高原、モグラの食べ物が無いはずもなく、何か別の要因があるように思えてならないのです。もう少し調べてみますが、「地震」の前兆現象?「地熱の変化?」「24年の豪雪」の後遺症?などが考えられますが、何事もなければ良いのですが。

(庵主の日時計日記:自然と私より)

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