高原の生き物たち・マイマイカブリ
昨日お隣のOK牧場(自称)では草刈りをしていました。今朝そこに行ってみると大きなコウチュウが歩いていました。大きな体(4〜6センチ)、長い足、青紫色が美しいマイマイカブリの成虫です。この虫は特に珍しい昆虫ではありませんが、オサムシの仲間であり日本固有種でもあります。体形からみると飛びそうですが実は飛びません。素早く地面をはうのです。
だから広範囲に移動出来ないので、日本の固有種として今まで生きながらえて来たのでしょう。マイマイカブリと名がついているように、カタツムリを見つけたら素早く襲って、その細長い頭を突っ込んで噛み付き肉を融かして食べるのです。カタツムリの殻にうまく入れるように首が細長く進化したのでしょう。
ボクが見つけたのは東北地方特有の青紫色をしていました。昆虫図鑑によりますと、素手で捕まえると嫌な臭いを発散し、それが目に入ると強い痛みがあるとのこと。十分気をつけて捕獲せねばなりません。
(庵主の日時計日記:自然と私より)
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