2013年12月9日月曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・京都祇園 石塀小路界隈 <標高 818 m >



京都の清水寺界隈を散策しながら、高台寺に向かいます。北の政所の菩提寺です。山門を出てまっすぐ下っていくと、石塀小路。八坂神社の正門である南楼門を出て下河原通りを南に下がり3筋目 (もしくは4筋目)に左手に折れる小さな路地へ入る道があります。それが石塀小路です。路地へ入ったとたん両側に並ぶ町屋の基礎部分の石垣がまるで石塀のように見えます。石塀小路という名前の由来はそんな風情から呼ばれてきたのだと想像出来ます。京都はわりと坂の少ない町ですが、ここら辺は東山のふもとですから勾配がけっこうあり、建物の基礎部分を大きくとっているのでしょう。 路に敷き詰められた石畳の一部は昭和50年代に廃止された京都市電の敷石を移設したそうです。一時期いわゆるお妾さんの家が多かった事から「お妾 通り」なんて呼ばれていた事もあったようです。(祇園観光案内参照)

京料理で有名な「竹中」の表札も見えます。嬉しいことに「和食」が世界の無形文化遺産に登録されました。さてぶらぶら歩きをしながら「京のおばんざい」をいただきにまいることに致しましょうか。




近くにある昼なお暗い竹林の細道です。歩いていると何処からともなく読経の音が聞こえてまいりました。立ち止まって合掌をし、また歩き出す。そんな京都に出会ったバーチャル・トリップでした。 (写真はKeiより提供いただきました。)

2 件のコメント:

  1. 京都は詳しくないわけですが、京都の風情はいつ見てもいいな!と賛嘆します。やはり日本人の心の文化の中に深く染み付いているからでしょうね。

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  2. 小川 洋帆 様

    お早うございます。京都の人間は、なかなか最先端を行く、抜群のセンスをもっていますね。古都といったイメージからは考えられない、斬新さと先見性があるのです。企業ひとつとって見ても、京セラ、日本電産、ローム、村田製作所など日本を引っ張る技術とパワーを持ち備えています。

    常に「温故知新」を実践しているのでしょう。ではまた。

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