時刻表 JR全線版を使って旅に出よう!
【庵主の草枕・夢旅日記(六)】
三方五湖の周りを、バーチャルで歩いてみました。沢山の水鳥が憩っていてその姿を見ているだけでも心が癒される感じです。春から初夏になると水辺の葦なども薫風にそよぎ一層美しい様相を見せてくれるでしょう。
さてやっとお目当ての『敦賀』の街にやってきました。駅の南側に『木の芽川』が流れ、それが笙の川に合流し敦賀湾に注いでいます。早速街の繁華街をウオーキングしてみましょう。
駅前の噴水広場の前には、若い人達が待ち合わせにそれぞれ集まってきます。駅前通りから本町通りにかけておよそ1.2kmにわたって、『シンボルロード』と名付けられた魅力的な町が広がっています。それは、松本零士氏の『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト』のストーリー順に再現されたモニュメント(銅像)、キャラクター像27体が並んでいるのです。
どの作品を眺めていても、引き込まれて行くようです。それぞれにストーリーがあるのです。『母との記憶』『限りある命のための戦い』そして『別離』と、まるで私達の人生の軌跡が『シンボルロード』に刻印されているかのようです。
町を散策していましたら、正午を告げる梵鐘がなりました。山裾のお寺が打っているのでしょうか。そう言えば私のお腹もそろそろ何か美味い物がないかと探し求めています。とりあえず港まで行ってみましょう。
市立博物館のある、蓬菜町に行ってみました。ここには、敦賀漁港に揚がる魚の総元締め、敦賀漁協があります。その漁協福祉会館にやってきました。ここは絶好のロケーションで、早速とれとれの魚をいただくことにします。お店は会館の二階にある魚処『定吉』(さだよし)さん。カウンター6席、テーブル2,小上がり4テーブルで、定員30名そこそこの規模のお店です。
ここは、港大橋や魚市場がすぐ前に見える抜群の場所にあります。私は今まで何処に行っても基本的には、海の傍なら漁協が関係しているお店を探します。例えば大阪なら、漁協ビルにあるお寿司屋『ざこば』でしょうね。魚の鮮度はピカ一です。それと「通」がよく来られるお店ですから、味は確かでしょう。
この『定吉』さんも毎朝市場で仕入れる魚は新鮮そのものです。早朝漁から帰ってきた漁師さん達が朝ご飯を食べに来るとか。話に聞きますと、TVや雑誌の取材が結構多くある様で、まあそれを見た方が中京、関西方面からも来て下さる様です。庵主もその一人でありました。
季節のカニなども絶品でしょうね Imagined by Jun
0 件のコメント:
コメントを投稿