2013年10月7日月曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・海を渡る蝶 <標高 761 m >

【アサギマダラとの出会い】







アサギマダラ はタテハチョウ科マダラチョウ亜科に属しています 羽を広げると10センチ前 後になります 黒と褐色の模様と ステンドグラスに似た薄い浅葱(あさぎ)色の斑(まだら)紋様の羽を持っています 胸にも特徴 ある斑模様があり これが名前の由来です

妙高山麓のボクの観察フィールドではそう度々お目にかかる蝶ではありません。昨日の「リブランの森」観察会で出会いました 悠然と花を求めて舞い飛ぶ姿は 『高原のプリマドンナ』にぴったりです この子たちの中には なんと海を越えて2000キロもの渡りをするものもいるのです 本州から沖縄へ それ以上に台湾まで飛んだ記録があります これもマーキングという生態調査方法により判明したのです ボクはこのマーキング(翅に番号を記入して放つ)を日本一美しいアカトンボと言われています「ミヤマアカネ」で行なっています

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2 件のコメント:

  1.  チョウのような弱々しい個体が2,000キロも海の上を飛んでいくなどは信じられないくらいです。おそらく気流をうまく利用して飛ぶのでしょうがすごいエネルギーですね。驚きました。大きくてきれいな模様があって冒険好きという言うことないチョウですね。

    返信削除
  2. 小川 洋帆 様

    こんばんは。昨日はお疲れのところ遅くまでご苦労様でした。さてこのアサギマダラ、食草は「ヒヨドリバナ」(ヒヨドリソウ)なのです。この花がいもり池の周辺に繁茂しています。今日通りかかったところ、多くのアサギマダラがやって来て吸蜜をしておりました。

    その美しい肢体にみとれて、しばしシャッターボタンを押すのを忘れてしまうほどでした。この植物を絶やしてしまうともうやって来ないでしょう。造成工事などが行なわれないのを祈るばかりです。

    返信削除