2013年7月8日月曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・霧の朝 <標高 667 m>


雨のやんだ朝 高原はまだ霧の中に眠っている 鳥も昆虫も羽音すらあげない 歩く度に長靴の音だけが森の中に消えて行く


瀟洒な洋館が少しづつ見えてくるが なかなか近づけないのも霧の深さのなせる技なのか 

灯りのともらない無住の館 名も知らない紫紺の花だけが 霧の流れの中に浮かんでは消える

たったひとりの森『トッポジジョ』と一声イカルが鳴いた

(庵主の日時計日記:自然と私)より  

2 件のコメント:

  1.  実に幻想的な朝ですね。山の天気は急に変わりますね。深い霧に包まれると、ちょうど雲も中にいるようなものですね。隣の家が見えなくなります。方向を間違えて反対の方向に歩いて行ってしまうことがあります。遭難になりますね。

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  2. 小川 洋帆 様

    山の天気は猫の目のように変化しますね。特に霧(ガス)はあっという間にやってきますから。
    車で走っている時は慎重な運転を要しますが、歩いている時に濃い霧の中に迷い込んだら、余り移動をせずしばらくそこにいた方が良いでしょうね。

    妙高高原の霧は場所によっては、視界数メートルというのはよくあるので慣れないと危険ですよ。
    明日もご安全に。

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