2013年11月9日土曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・金の雨 (標高 792m)


西の山に陽が落ちる頃 今年も「金の雨」が降った

南からの風に乗って其の雨は 留まる事を知らないように
りしきった


私の頬をチクリと刺して 足早に逃げて行くいたずらっ子の「金の針」

その子たちは森の小径を金色に染めて 落葉松はいま少し瘠せたようだ

夕闇があたりに漂い カケスが一声ひくく啼いた

安らぎの夜は きっと「金の雨降る」夢を届けてくれるだろ






        (かすかに流れているのが金の針の雨です  フルスクリーンでどうぞ)

2 件のコメント:

  1. 私は現在千葉県に来ていますが、そうですか金の針が大量に降りましたか。綺麗なゴールド・ダストですね。アスファルトの道路の上や屋根の上に積もると厄介ですね。畑の上に降ったのを取り除くのが大変ですね。そのまま土の中に漉きこんでしまった方が楽ですね。

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  2. 小川 洋帆 様

    お早うございます。たしかにこの金の針はやっかいなところもあります。車のフロントグラス、屋根の樋などに積もると少々困り者ですね。でもその内に腐って消えてしまいます。自然の摂理でしょう。

    洋帆様の畑にも沢山降ったことでしょう。でもすき込んでしまえばそれで終了です。ではまた。

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