【夢を描け】
若きと老いたるとを問はず
兄弟よ、夢を描け、
蜃気楼よりも大いなる夢を。
夢はあなたの肉体を超えて虚空にひろがり、
ひろくひろく宇宙にひろがる雲となって、
あなたをより高き世界へ
あま翔けらす大いなる翼となるであらう。
此の翼こそ世にも奇しき翼である。
夢の奇しき翼に乗るとき
若きものは向上し
老いたるものは若返る。
(谷口雅春著 ひかりの語録より謹載)
晴れ晴れとした今朝の空になりましたね。久しぶりの青空に胸に一杯の森の空気を吸って、谷口雅春先生の言葉を聞くと、ますます力が湧いてきます。ありがとうございます。
返信削除小川 洋帆 様
返信削除曙の空はとっても美しい『雲海青空』でした。その雄大な大空を見上げていた時、谷口雅春先生の『夢を描け』の詩が浮かんできました。そしてサミエル・ウルマンの『青春(YOUTH)』も心をよぎりました。
<青 春>
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
ではまた。
<サミエル・ウルマン>