2013年8月23日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・初秋のいもり池 <標高 715 m >

【国立公園 妙高 いもり池】


青空をバックにした 妙高山麓いもり池は美しいところが最近池の面(おも)を睡蓮がびっしりと覆ってしまった

白い睡蓮の花 それに群がるハナバチやトンボの姿が増えた 初夏に生まれたカルガモたちが餌を探して泳ぐ姿は なんとも可愛らしい

観光客の声を聞いてみると 睡蓮がはびこって折角の「逆さ妙高」が見えなくなったそれがちょっと残念だという感想もある

フランスの印象派を代表する画家 クロード・モネの描いた「睡蓮」に心を寄せて感動する人もいる けっこう睡蓮の写真を撮る人は多い

環境面から判断すると あまりにも沢山の睡蓮が繁茂することによって水質が悪くなり 従来からあった希少種の「ひつじ草」などが消えてしまうまた水鳥の舞い降りる水面がなくなり 水鳥がいなくなることも考えられるなど 賛否両論である

ボクは睡蓮愛好家の一人であるから咲いていてほしいのだが 孔子の名言「過たるはなお 及ばざるが如し」の心境であります

(庵主の日時計日記:自然と私)より 

2 件のコメント:

  1.  いもり池の水連は素晴らしいですがご指摘のような問題もあるのですか。水連のほかに春の水芭蕉も素晴らしいですね。自家用車で乗り入れて駐車場からすぐに水芭蕉を見に行けるという立地はそうざらにない場所だと思いますね。一周10分ほどで周囲を一回りできる池なのにいつ行っても楽しませてくれますね。

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  2. 小川 洋帆 様

    お早うございます。よく降りましたね〜。大丈夫でしたか? 

    ご承知のようにいもり池の生物資源はことのほか豊かで、ここでしか見られない生き物もいくつか存在します。

    でもたとえば、ブラックバスのようにこの魚が池に入れられただけで、小魚の生態系は大きく変化する事も事実です。やはり何事も『所を得る』ということが大切で、人間がそのあたりはしっかりと管理する必要がありますね。でも水芭蕉は素晴らしいですね。

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