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「花厩舎一馬(はなきゅうしゃかずま)の一日」より 第75回 東京優駿(日本ダービー)結果
平成20年度の「日本ダービー」を予想した花厩舎一馬とS嬢、果たしてその結果はいかに。もう一度彼らの注視した馬の名前を記しておきましょう。
2枠 4番 タケミカヅチ 6枠 11番 レッツゴーキリシマ
2枠 3番 ブラックシェル 5枠 9番 マイネルチャ−ルズ でありました。
そのわけは、12月22〜24日のブログに書かれていますのでご参照下さい。さてレースの結果はどうなったのでしょうか?
2008年(平成20年)6月1日(日)東京競馬場 芝2400m 左周り 天候 晴れ 良馬場
18頭フルゲートにて行われました。
当日の模様を庵主の実況中継にて再現してみましょう。
大観衆の歓声の下、昨夜まで雨が降っていました東京競馬場にも素晴らしい晴天が戻って参りました。その大空に響き渡るファンファーレとともに各馬一斉にスタートいたしました。やはり1コーナーにさしかかった先頭の馬はその名の通り、ゼッケン番号11番レッツゴーキリシマ、幸騎手の手綱さばきも軽やかに悠然と逃げています。2番手には3枠5番アグネススターチ、4枠7番スマイルジャックと続いています。単勝1番人気を背負っている1枠1番デイープスカイは後ろから4頭目を走っています。さてこれはじっと我慢をしているのでしょうか?
単勝2番人気マイネルチャールズ 松岡正海騎手は中団より少し前、馬混みの中をマイペースで進んでいます。2コーナーにさしかかったところで、1番デイープスカイが序々に前をうかがっております。それでも各馬大きくその順位に変化なく第3コーナーにさしかかってまいりました。
レッツゴーキリシマの逃げ足はほとんど変わらず、アグネススターチ、スマイルジャックをあとに従えるように悠然と逃げ足を伸ばしております。さあいよいよ4コーナー・ホームストレッチにレッツゴーキリシマを先頭に各馬一斉になだれ込んできました。
直線の坂を上り切って、まず抜け出してきたのは4枠7番スマイルジャック。直後からレインボーペガサス、ブラックシェル、マイネルチャールズも迫ってきました。スマイルジャックのリードは2馬身ほどありましょうか?その足色には力強さがまだ十分に残っているようです。第75回日本ダービーを制するのはこのスマイルジャックでしょうか?
おっと、ちょっと待ってください。大外から一頭疾風のように駆け込んでくるのは、なんと4コーナーを廻ったときはまだ後ろから4頭目にいたデイープスカイです。栗色の弾丸デイープスカイ、四位洋文騎手の鞭がうなる中、馬場の大外をただ1頭だけ次元の違う未脚で差しきって今ゴール板を通過しました。1番人気に応えたデイープスカイ、キングカメハメハ以来史上2頭目となるNHKマイルCと日本ダービーの連覇を達成いたしました。四位騎手も武豊に次いで史上2人目となる日本ダービー連覇を達成した瞬間です。
【結果】
1着 1枠 1番 デイープスカイ
2着 4枠 7番 スマイルジャック
3着 2枠 3番 ブラックシェル
4着 5枠 9番 マイネルチャールズ
5着 5枠 10番 レインボーペガサス
6着 8枠 18番 クリスタルウイング でありました。
花厩舎課長とS嬢の予想は外れました。とはいえ3着にブラックシェルが入ったのは立派でした。なんと複勝馬券(1〜3着までに入れば当たり)の配当金が350円は美味しいですね。それに4コーナーまで先頭を走ってくれたレッツゴーキリシマには敬意を表します。13着に破れたとはいえさすがでしたよ。
以上 ご報告させていただきます。
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