2014年6月29日日曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・ニホンカワトンボ(標高 939 m)

【アナベルのにとまっているニホンカワトンボ】



 こうして静かに翅を休めているトンボを見ていると、その繊細さと美しさに感動すら覚えるのだ。風の流れの中で宝石の様な目をしてこちらを見ている。
 きっとボクの顔はいくつもに見えていることだろう。悪戯をしないのが判っているらしく、動かずじっと構えている。雄の仲間が近づいて来て、彼女をつれて川の流れに溶け込んでしまった。なんだか恋人をとられたような複雑な気持ちが残っていた。

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2 件のコメント:

  1. もうトンボが出てきているのですか。素晴らしいですね。私は家の付近ではまだトンボに出会ってはいません。自然の移り変わりに不注意なのでしょうね。サルがやってきてジャガイモを30本抜き捨てていきました。それにダイコン1本、ネギ3本です。対策のネット張りを一生懸命やりました。そんな浮世の雑事に一喜一憂しているようではこんなに優雅なトンボには出会えませんね。

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  2. 小川 洋帆 様

    こんにちは。
    お元気でお過ごしでしょうか。毛虫の被害が大きいと思ったら、今度はサルですか。ジャガイモを抜いて行くのには閉口しますね。
    以前はネギなど食べなかったのですが、最近はなんでもありのようですね。
    その点、トンボはなんの悪さも致しません。可愛いやつです。

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