2015年12月29日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・冬鳥(標高 1164 m)

 お早うございます。妙高山麓にもそこそこの雪が降りました。今の積雪量は60センチと言ったところでしょうか。先日森の中に、紫式部の実がなっていました。花瓶に入れて飾っていましたが、ちょっと弱って来ましたので、雪の中に戻しておきました。数日前、ヒヨドリがその実をせっせと啄んでいました。冬になって食べ物がなくなってしまったので、紫式部の実を食べていたのです。

 森の中の紫式部の木も、鳥の排泄した種から育った木でした。その実がまた野鳥の命の糧となったのです。自然はお互いに助け合い、労り合っているのです。今年もあと残すところ3日。皆様におかれましては、どうかご安全に新年をお迎え下さい。



(写真は雪の舞う中、紫式部の実を啄むヒヨドリ)庵主撮影

2015年12月23日水曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・朝の景色(標高 1163 m)

 夜中に降った雪が、素敵な造形を見せてくれています。人間の力ではこんなに美しい景色を一晩の内に顕すのは不可能でしょう。ただ有り難く、自然のアートに感嘆しています。






2015年12月19日土曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・梅が開く(標高 1162 m)

1127日、雪の中に放置していた鉢植えの梅を部屋の中に入れました。それがなんと今朝、一輪の花を咲かせているのです。
沢山の蕾が膨らんで、開花を待っています。いま外には雪が降っています。明日にかけてかなり積る予報が出ています。でも部屋の中には、一足も二足も早い春の香りがしているのです。





2015年12月10日木曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・アルプス乙女(標高 1161 m)

【アルプス乙女という可愛いリンゴ】

アルプス乙女は、昭和39年に「ふじ」と「紅玉」の混植園の紅玉(内山紅玉)の実生を育生・選抜したとされてきましたが、DNA分析によると、種子親がヒメリンゴの可能性が推定されるとの事です。赤い小さいリンゴ(25〜50g)で枝が垂れ下がるみごとな可愛いリンゴですが、リンゴは自分の花(同一品種)の花粉では結実しにくいらしく、今では滅多に見られないリンゴだそうです。知人のリンゴ園に沢山の実を付けたリンゴの木があり、少し頂いて来たのを、ジャムにしてみました。少し酸っぱいですが、コクのある上品な甘さは、今まで食べたリンゴとは全く違った「ホッとする味」だと感じさせられた逸品でした。



2015年12月8日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・妙高山(標高 1160 m)

【訪れる人の心を癒し、生きる勇気を与えてくれる妙高山】

           ありがとう



2015年12月4日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・大雪の兆し(標高 1159 m)

【夜の静寂(しじま)に降る雪は 絹の衣を着せて行く】

 平成27124日早朝、妙高山に雷の音が響き渡った。雪起こしの雷鳴である。これからが本格的な冬の始まりである。