2013年7月16日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・平成25年度 蝉の羽化 <標高 675 m>

【エゾゼミの雌(♀)のお出まし】


去年はなぜかエゾゼミが少なかったのです 今年こそはと期待していましたら 昨日の早朝出て来ましたよ 白樺の幹にとまってじっとしています背中にマクドナルドのマークがついているのですぐに判りますよね

【ヒメハルゼミも生まれました】


この子は生まれてまだ2時間程しか経っていないでしょう 体全体が金色の産毛(うぶげ)におおわれて まるで『昆虫の宝石』ですね 昨日の朝は夜中に強い雨が降って 夜明けにそれが止みました 少し暖かかったので蝉たちの羽化にちょうど良かったのでしょう

羽化の瞬間を観察したいなら 夜中の3時ころに蝉のよく登る木のそばで待機します 早朝4時頃から蝉は地中から這い出してきます
一部始終を写真に撮るのはそう難しいことではありません でも蝉にとってはちょっと迷惑かな?それとも恥ずかしいのかもね

(庵主の日時計日記:自然と私)より

13.7.17 AM8:35 名称変更 エゾハルゼミ→ヒメハルゼミ


2 件のコメント:

  1.  エゾゼミの雌が止まっている木は模様から見て白樺の木と思いますが、雪舟が書いた墨絵の一幅の絵画を見るような写真ですね。素晴らしいと思います。
     セミの羽化は学校の宿題で眠い目をこすって観察したことがあります。ちょうど田舎の家に運び込んできた木の枝にとまっていたので、外へ行かずに家の中で観察できたのはラッキーでした。細かく写真を撮ることができました。

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  2. 小川 洋帆 様

    お早うございます。

    子供の頃、夏休みの宿題で昆虫採集や観察を行いましたね。朝早く起こされて父親や、友人と出かけて行ったものでした。当時は阪神間にもまだ森や原っぱがたくさんありましたよ。

    最近の子供たちは、あまり虫取りなどしないようですね。加えて虫を触るのが怖いとか嫌いだと感じている子たちも結構いるようで・・・

    ボクは『昆虫少年』からそのまま『昆虫爺さん』になってしまいましたがね。困ったもんだ・・・

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