2013年7月29日月曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・トンボ 3 態 <標高 688 m >

【オベリスク姿勢】



 マユタテアカネの雌(♀)が見せてくれましたよ素敵な「オベリスク姿勢」をね 太陽が真上から照りつける暑い日 トンボが腹端を上に向けて逆立ちをしていることがよくあります このような姿勢をオベリスク姿勢と呼び 太陽の光を受ける面積を最小にする事で体温上昇を防いでいるのだと考えられています




ミヤマアカネの雄(♂)も負けじと頑張っていますね トンボも夏にはECO生活をするのです 少しでも涼しく気持ちよく生活するための智慧なのでしょうか


このノシメトンボの雄(♂)はなんとヒグラシゼミの羽化後の蝉殻にちゃっかりとまって何やらお話でもしている感じですね

この写真の中には「過去」と「現在」が一つに凝縮されているようです このノシメトンボが風にのって飛び上がって行くのが「未来」なのかも知れません 朝からなんだか哲学的な話になってすみませんでした

(庵主の日時計日記:こころの内)


4 件のコメント:

  1.  トンボのこういう止まり方の姿勢は今まで見たことはありますが、お日様から受ける熱を少なくするためにこういう姿勢をするということが理解できました。それぞれの知恵を働かせているのですね。オベリスクという呼び方も面白いですね。確かにトンボのピンと張った上向きの胴体はオベリスクですね。さしずめ現代のもので例えるならスカイツリーとでも言いましょうか。

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  2. 小川 洋帆 様

    こんばんは。コメントありがとうございます。

    スカイツリーとはなかなか言い得て妙ですね。都会にいるトンボの群れは夏の猛暑の午後には、標高500m近い山岳地帯に移動するのです。風に乗って集団で飛んで行く様子を、一度は見たいものだと思います。

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  3. トンボの倒立姿勢のコメントをいれたのに入りませんでした。
    Googleめ!
    何とも見事な倒立ですね。頭に血は下がらないのかな(*^◯^*)
    オリンピックに出たら金は間違いなしでしょう。
    考えたら体重が軽いからできるんですね。わたしゃ無理ですわ(≧∇≦)

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  4. ごん魔女 様

    お早うございます。うまく入力できましたね。有り難う御座います。

    そりゃ上手いはずでしょ 『サカトンボリ』って言うじゃあ〜りませんか。
    たしかにこの姿勢は、体操競技の吊り輪や床運動では、大切な技のひとつですものね。
    これは体重の問題ではないと考えます。やっぱり『バランス感覚』でしょう。如何でしょうか?

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