2013年7月26日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・泥にまみれて <標高 685 m >

【エゾゼミの華麗なる変身】


昨日の朝のこと トマトの葉裏に蝉の抜け殻が付いていました 普通エゾゼミの幼虫はこんなに泥まみれにはならないのです でもここ数日大雨が降って 土中は泥濘状態なのでしょう そこをかき分けて必死で出て来た様子が手に取るようにわかるのです




殻のすぐそばに 生まれたてのエゾゼミが羽根を休めています じっと太陽のお照らしを待っているのです どうですあの泥まみれの服を脱いで出て来たのに その肢体はまるで宝石のように気品に満ちて輝いているではありませんか

完璧に過去を脱ぎ捨てて『新生』した命に 感動の拍手をおくりました

(庵主の日時計日記:こころの内) 

2 件のコメント:

  1. またまた素晴らしいショットですね。
    このエゾゼミの背中のエンブレムは気品漂う逸品です。
    7年もの間地中にいてこうして生まれる・・・神秘的な瞬間です。
    我が家の庭で騒音のごとく鳴き続けるくまちゃんとはちょっと違うわ~~

    私もあやかって一肌脱ぎ棄てて新生したいと切に願います(笑)

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  2. ごん魔女 様

    早速コメントいただき感謝です。
    この子たちの背中には『マクドのマーク』と『二羽のあひるさん』がいるのです。
    今朝もアスファルトの上を歩いている幼虫を2匹、ヒグラシの羽化したのを3匹見つけて、草の茂みに戻してやりました。

    けっこう車に轢かれて昇天しているのが多いのです。

    クマゼミは温暖化にともなって、その勢力範囲を北の地方までも広げつつありますね。そのうちに
    新潟までやってくるかも知れません。あの鳴き声を聞いていると、なんだかせき立てられるようで、『はいはい、わかりましたよ!』なんて言ってしまいそうで・・・

    一肌脱いだついでに、マクドマークと2羽のあひるさんでもペイントしてみては如何?

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