2014年6月10日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・モリアオガエルの産卵(標高 930 m)

【マインヒュッテの敷地内でモリアオガエルが卵を産みましたよ!!】

 今朝のことです、家内が呼ぶので南側の遊休地に行ってみました。雪解け水や雨水が流れる側溝に、鉄製の格子状の蓋が被せてあります。その中にソフトボール位の白い玉が見えています。初めは珍しいキノコがはえたと思いました。そうこうする内に、溝の奥からモリアオガエルの鳴く声が聞こえて来たのです。

 これでその白い玉の正体が判ったのです。それは泡の固まりだったのです。その場所でモリアオガエルが交尾をして卵を産むのは初めてでした。あと710日もすれば、オタマジャクシに孵るでしょう。普通は池の水面上の木の枝などに産みつける卵を、側溝の湿った場所に産みつけたのです。オタマジャクシに孵れば、水が横を流れているので、そこは最善の場所なのでしょう。ではその卵(卵塊)の写真をどうぞ。






 
(庵主の日時計日記:自然と私)より

2 件のコメント:

  1. カエルの産卵というと水の中に広がったオタマジャクシの群れを思い出しますが、これは土やその他の地上に産むんですね。初めて写真により観察できました。自然界はいろいろ珍しい現象があるものですね。

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  2. 小川 洋帆 様

    モリアオガエルはところにより(福島県双葉郡、岩手県八幡平)天然記念物になっているところもあります。絶滅危惧種、準危惧種に指定されているところも16県に及んでいます。新潟県もそのひとつです。
    大切にしなければなりません。よく観察したいと思っています。

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