2014年2月28日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・みんな寄っといで(標高 879 m)


『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』。これは川端康成の有名な『雪国』の冒頭の文章であります。そこにはまだ見ぬ幻想的な日本の原風景に対する望郷感と言おうか、憧れにも似た感じがするのである。なんて小説のあとがきのようですが、一昨日面白い光景に出くわしました。スキー場につくられた大きな「トンネルとかまくら」でした。

明日からの週末は、子供たちの笑顔と大きな歓声が飛び交っていることでしょう。都会から雪国にやってきた皆さんの心の中に、雪国への憧れが、いつまでもそこはかとなく残っていてほしい、これはボクのささやかな願望です。


(庵主の日時計日記:心の内)より

2 件のコメント:

  1. 面白いかまくらですね。こういう中に縮みこんでいると何となく安心感を覚えた子どもの頃を思い出します。日本の北国の風景の、一番の心温まるもののひとつですね。こういう建造物(?)があちこちにふえてくるといいなと思っています。

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  2. 小川 洋帆 様

    お早うございます。「かまくら」素敵な居住空間ですね。清潔で、暖かく、まるで母の胎内にいるような錯覚すら感じます。まさに洋帆様の仰る、安らぎのHomeなのでしょう。

    有り難う御座いました。

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