2014年10月16日木曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・万葉の植物(標高 996 m)


【冬薯蕷葛(ところつら)】

 トコロは「やまいも」の学名です。「ところつら」は、トコロの古名で、そのつるが長く延びていることから長く続く事や、「尋ねる」の枕詞としても使われます。万葉集にこのような歌が残されています。

【皇祖神の 神の宮人 冬薯蕷葛 いや常しくに われかへ見む】

(すめがみの かみのみやびと ところつら いやとこしくに 
われかへりみむ)



作者未詳:巻七の一一三三(歌の意はこうです)代々の天皇にお仕えした宮人は、ところの蔓がどこまでもつづいているように絶えることがないんだ。


私もいつまでも変らず、この吉野の離宮に帰ってきてお仕えしよう。





(写真はマインヒュッテの敷地内に自生する「ところつら」を見つけ、万葉の花にちなんでアップさせて頂きました)

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