2016年3月8日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・倒れた白樺(標高 1177 m)

【人知れず逝く】

 大雪の降った夜中、枝に降り積もった雪の重みに耐えかねて、白樺の老木がゆっくりと倒れて行った。『それでは皆さんさようなら』の言葉をまわりの木々に遺して、ボクの好きだった白樺が逝った。夜中のこととて見届けるのは詮無い事ではあったが、それはかくの如き立派な最後だったと思う。

 いずれ薪ストーブに、また木工クラフトなどに大切に使わせてもらうつもりだ。いつまでもあなたの思い出を心にのこすために。







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