2011年5月15日日曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・リブランの森 <標高57m>




杉野澤の住居から歩いて10分の所に癒しの道『セラピーロード』リブランの森遊歩道というのがあります。案外知られていないらしく5月15日の日曜日早朝には歩いている人はいませんでした。遊歩道入り口を入って少し行くと大きな湿地があります。

なんとここは知る人ぞ知る、水芭蕉の一大群生地でした。真ん中に木道があります。これは昔、東北電力が設置した物なのですが、現在は朽ちてしまって、途中で歩くのが危ない箇所があり、そんなことから人が見に来ないのです。大勢の観光客は「いもり池」の景観を楽しんでいます。隠された森の中にこんな壮大な場所があったなんて驚きでした。

周りでは至る所に羊歯類が柔らかい毛に包まれた手を開こうとしています。その太古からの生命力の強さに見とれてしまいました。1時間ほど歩いて森を抜けましたが、途中まだ雪が所々に残っていて、爽やかな風に汗が引いていくのがとっても気持ちの良い朝でした。

2 件のコメント:

  1. 自然のものは 自然にかえるのでしょうか!!

    そして 自然のままが 一番きれいですし 素晴らしい

    のではないでしょうか!! 荒れてしまっては困りますが?

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  2. 星の王子 様

    こんばんは。

    壊れていく木道。ただ一面の水芭蕉。

    時代が変わり、環境が変化して、湿地に生える植物も色を変えてきました。

    でもここの水芭蕉は、ドンドン増え続けているようです。

    雪が解けた4月の末から半月で夥しい群生が拡大していきます。

    人が訪れないのがここの保護にはうってつけなのでしょう。

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