2013年9月25日水曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・地球外生物? <標高 749 m >


『ええこれってなに?』『そりゃクモでしょ』『でもクモなら頭と胴体が別ですよ』『ほんとだ・・・』

小豆に細いピアノ線をつけたようなかたち どうみても普通の生き物ではないようです
『宇宙から飛んで来たかも』『じつはそうじゃないのだよ この子はザトウムシという立派な生き物なのです クモというよりダニの仲間だに』『また庵主さんのダジャレ?

そうなんですよ 座頭市が杖を持って歩く姿に似ているところからこんな名前がついたようです アメリカでは「足ながおじさん」と呼ぶそうですでもこのザトウムシの雌雄(♂♀)が一緒にいるところには滅多に遭遇しませんよ『自然って素敵ですよね』

  
(庵主の日時計日記:自然と私)より

2 件のコメント:

  1.  長い脚を杖のように探りながら進んで行く歩き方を想像すると、まさに座頭市の映画そっくりの情景が浮かんできます。映画の座頭市は正義の味方として悪を退治してくれるのでスカッとしますが、ザトウムシも座頭市と同じく正義の味方であってほしいですね。

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  2. 小川 洋帆 様

    お早うございます。この足の長さをもってすれば、結構早く移動出来ますよね。足が邪魔にならないか心配ですが、うまく移動して行く様子は、ほんとう座頭市のそれと似ています。

    この子は小さな虫などを食べているようです。特に悪さをしないので、じっくりと観察するのには適した生き物でしょう。最近の研究によると、この子達は、ダニの仲間からサソリの仲間(走脚亜綱)に分類されるようになったとのことです。

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