2014年7月2日水曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・モリアオガエルと出会う(標高 941 m)


【モリアオガエルに出会った朝】

 630日朝7時過ぎ、毎日行なう「庵主の自然観察」でのことでした。森の中から県道に出た時、溝の縁に白い固まりを見つけました。マインヒュッテでも先日モリアオガエルが側溝の中に卵を産みつけたので、これもそれに違いないと直感。観察しようと傍に寄った時、ふと横をみると大きなカエルとその背中に乗った小さなカエルがいたのです。この雌雄のカエルこそ、溝の卵塊を産みつけた両親だったのです。じっとして動きません。一仕事を済ませたあと、体を休めていたのでしょう。

 早速写真を撮らせてもらいました。今までこのような素晴らしいモリアオガエルの光景に遭遇したことはありませんでした。是非皆さんにも見ていただこうと思い、アップさせていただきました。雌の素敵な体つきと背中におぶさった雄の姿がなんともいえず優しくユーモアたっぷりで、子孫を残す森の生き物たちの行動に感謝とエールを贈りました。


白い卵塊の下はいつも地下水が流れています 孵化して落ちてもすぐ泳ぎ出せるのです


雌のお腹がぷっくりと膨らんでいます まだ卵を持っているのでしょうか

(庵主の日時計日記:自然と私)より

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