2015年5月29日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・緑濃き森を歩く(標高 1112 m)

いまこの森を歩かずして、いつ歩くや。
むせ返る緑に酔いながら、それはまるで「さまよい人」のごとく
木々の合間を辿って行く。
聞こえるものはカッコウとツツドリの鳴く声のみだ。

空にひと刷毛の雲が裾を靡かせて漂っている。
まるで天駆ける神の痕跡のように。

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