2013年5月4日土曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・みどりの雨 <標高 608 m>


今は亡き落語会の天才、立川談志師匠が好んで聞いておられた歌曲が『みどりの雨』であった。
これはご本人がNHKラジオ番組の「新・はなしの泉」の中で語っておられたのを聞いた事があるから、まず間違いはないと思う。

藤山一郎氏が昭和28年に歌った、日本の発展途上初期にふさわしい明るい曲であった。この題名の「みどりの雨」というのが中々思い出せなくって、『ほら、あの・・・ええと。あっそうだ、“箱根にみどりの雨が降る”だよ』 なんて会話をしたものだ。

今日は国民の祝日「みどりの日」なので、ちょっと一ひねりを加えてこのような記事にしてみた。
ちなみに作曲を手がけた古関裕而氏は、福島市大町の呉服屋に生まれている。作詞家の丘 灯至夫氏は、福島県田村郡、西田屋旅館の六男として生をうけている。福島県はかくも偉大なる作曲家と作詞家を輩出している。文化の香り豊かな福島県の一日も早い復興を、切にお祈りする次第である。

【みどりの雨】

作詞:丘 灯至夫  作曲:古関裕而 昭和28

1.        夢をむすんだ あの芦ノ湖に
浮かぶボートの 懐かしさ
カラーフィルムに 残した君よ
あああ 思い出の
箱根にみどりの 雨が降る

2.        ゴルフがえりの セダンが走る
乙女峠に ほろほろと
散り行く花よ 白山桜
あああ 美しの
箱根にみどりの 雨が降る

3.        宿の小鳥も 別れを惜しむ
登山電車に 昼の雨
湯けむり淡く さよならさらば
あああ ロマンスの
箱根にみどりの 雨が降る

メロデイーをお聞きになりたい方は下記にどうぞ
http://takurou.co-site.jp/natumero/26-30/midorinoame.htm

(庵主の日時計日記:緑萌ゆる朝に)



2 件のコメント:

  1. 藤山一郎の甘く軽やかな声でこの歌を聴きました。今の緑の季節にぴったりの曲ですね。
     緑に誘われて妙高市の18号沿いにある「コメリ」に行ってヤーコンの苗を買ってきました。緑色の丈夫そうな苗でした。これを植えておくと1メートルくらいの背丈に育ち、根はサラダ等に葉はお茶として楽しめるそうです。

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  2. 小川 洋帆 様

    こんにちは。

    早速聞いて下さって有り難う御座います。
    なんとも気持ちのよくなる旋律と、また詞が素晴らしいですね。

    ヤーコンの苗を買われましたか。大きく育つと良いですね。お茶はなんとも言えない素敵な香りと、健康に良いので重宝しております。

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