2013年9月17日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・秋の野草 <標高 741 m >

【サラシナショウマ】



谷内畑の森にはよく似合う野草です 多少湿り気のある樹林の下に自生します 真白い小さな花をびっしりとつける様子は ろうそくを立てたような感じがしますね

この植物も漢方では根茎を升麻(しょうま)と称して 解熱 解毒 強壮剤としてもちいるのだそうです 

この花の名前の由来は 春先の花茎が伸びない頃の若葉を茹でて さらにアク抜きをしてから
おひたしなどの料理にするところから 『晒す菜+升麻』サラシナショウマとなったとのことです。

升は昇るの意味が有り 下垂した内蔵を活性化し上げる効果があり 葉が麻に似ているところからそう名付けられたとのことです

(参照:都立薬用植物園の妖精達を訪ねて)

2 件のコメント:

  1.  珍しい花ですね、初めて見ました。白く、綺麗な花ですね。漢方薬になり、若葉は晒して食用としても使われるのですね。人間を楽しませていただいて役にも立ってくれる有難い植物ですね。
     赤い鶏頭の花とカタチが似ていますね。我が家の鶏頭の花は綺麗に咲いていましたが昨日の台風でなぎ倒されました。まだ安全だった頃の鶏頭の写真をお見せしたいと思いますので別便のメールで庵主様に送ります。

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  2. 小川 洋帆 様

    お早うございます。いいお天気になりましたね。どうですちょっと寒くありませんか?
    素敵な鶏頭の花を見せて下さって感謝しています。山野草は奥が深いですね。この夏、自然観察会に10日間ほど参加して、如何になにも知らなかったのかを知りました。

    これからは、写真に撮って自分なりに勉強しようと思っています。

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