2014年1月16日木曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・山の端の夕暮れ <標高 846 m >



残照は少しの思いを置き忘れて 山の端をダークグレイに塗り替えていく 『オーイ』と呼んでみたが その声は青空の彼方で凍り付いた

冷たい空気を胸いっぱいに落とし込んで目を閉じる 風の通り道を流れて来る『ヒサヒサ』という囁きが 光の微粒子となって一直線に山頂に向かって逃げて行った

目を開けた時 そこには 「か黒い」夕闇だけが背中をむけて立っていた

(庵主の日時計日記:今宵のポエム)より

4 件のコメント:

  1.  この場所の写真の構図は大変素晴らしいですね。四季折々のこの構図はどれも素晴らしい雰囲気を漂わせます。詩もフト胸を衝いて湧き上がってくることでしょう。この場所は庵主様の庭に立てば眺められると思いますが。

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  2. ちょっと一休みでしょうか。
    こんな日もないとやってられませんよね。
    私が見ることのできない自然の美しさ心して崇めておいてくださいね。

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  3. 小川 洋帆 様

    お早うございます。時を切り取って、じっと眺めてみればそこには不思議な一貫性が見受けられる。雪の降る日は、明日の太陽の輝きを一層素敵な景色にする準備をしていると云ったような・・・何事も『日時計主義』ですかね。

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  4. ごん魔女 様

    お早うございます。今朝からまたまた大雪です。やっと奇麗にした駐車場もまた元の木阿弥状態です。日曜日までこんな状況が続くようです。でもあっと言う間に、一月もおしまいに近づいています。もうひと月もすれば、弥生三月。そうなれば楽しい春がやってきます。案外今年はスムーズに行く感じがしてきました。ではまたお会いする日を楽しみに。

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