2014年9月19日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・愛用のレンズ(標高 983 m)


【愛用のクローズアップレンズの呼ぶ声を聞く】
  昨日の朝5時から、落としたと思われる愛用の「クローズアップレンズ」を探しに出掛けた。もしアスファルトの上にでも落としていたら、車に轢かれるとそれは一巻の終わりである。マウンテンストックで草をかき分け、水たまりを探り、じっくりと慎重に歩を進めて行った。前日歩いたルートを正確に再現し、30分かけて全て確認した。でも発見出来なかった。同様に二回目の探索も空振りに終わった。一度家に戻って再考した。まさにPDCAを廻すあの手法である。行動を再度チエックしてみる。
 その時或る事が閃いた。ムカゴを採ったルートのうち、一番大きな芋の収穫をした場所があった。それは高いところに生っていたので飛び上がったり、背伸びをしたり、蔓を引っ張ったりと色んな動作をしたものだった。体を揺らした時に、緩んでいたレンズが落下したのかもしれなかった。3回目の探索はその場所を重点的に探した。
 野草が生い茂り、朝露にぬれて光っている。その時ガラスに何かが反射するかのような、キラリと光るものがあった。手で掻き分けてみると、そこには愛用のレンズがしっとりと濡れて横たわっていた。そっと手に取って眺めてみた。よくもまあ、見つかった事だ。レンズもボクも嬉しかった。二度と失敗を繰り返さない為に、万一はずれても落ちない工夫をする事にした。

 無事見つかったレンズ:これからも素敵な昆虫やカエルたちとの出会いを記録してくれるだろう。いつまでも大切にしたい。マインヒュッテ 庵主

2 件のコメント:

  1. 良かったですね!相棒ですから探すにも力が入りましたね。探す技術の確立ですね。

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  2. 小川 洋帆 様

    こんばんは。有り難うございます。ほんと、草深い森の中での事、正直難しいかなと思ったときもありました。でも落としたのは間違いない事実。きっとどこかにある、ボクを呼んでいるに違いないと、祈りつつ探し当てました。お元気にて、またお会いするのを楽しみに。

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