2011年8月30日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・ミドリヒョウモン <標高117m>

【今朝の新顔】



今日は8月30日です。先週まではエゾゼミの声も森の中から賑やかに聞こえておりましたが、それも今週になってピッタリと途絶えたようで、ミンミンゼミのか細い声だけが聞こえてきて、季節の変化が身にしみて感じられるというものです。

正岡子規の句に「野分して蟬の少なきあした哉」というのが有りますが、野分けが台風だとすれば、今日本に近づいている台風が季節を明確に区切ってくれるかも知れませんね。

蝶の仲間はまだけっこう元気に飛び回っています。夏から秋にかけての花々が咲いていますので、蜜を求めてやってくるのです。

この「おとこなえし(おみなえしではありません)」の白い花にとまっているのは、ミドリヒョウモンというタテハチョウの仲間です。ツマグロヒョウモンの雌の派手さから比べると同じヒョウモン族の中でも地味な蝶々ではあります。


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